「Digる」
今回のAラベルは、「“Drop the Needle” Hoodie」に落とし込んだメッセージについて深掘りしていきます。
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「When you dig, you're not just collecting music. You're collecting soul.」
「レコードに針を落とす瞬間、音だけじゃなく“ソウル”を掘り起こす。」
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「レコード屋で名盤をDig(ディグ)る」
「70年代のファンクをDig(ディグ)っていたら、サンプリングの元ネタを発見」
など、「ディグる」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
「ディグる」は、英語の「Dig = 掘る」から派生した言葉です。
“深掘りする”に近いニュアンスですね。
音楽好きの方は聞き馴染みがあるかと思いますが、Digって音楽だけの話ではありません。
古着屋で探す服だったり、知る人ぞ知る飲食店だったり、なんでもいいんです。
まだ知らない何かに、ワクワクしながら手を伸ばすこと。
効率とか、正解とか、ランキングとかではなくて、「なんか気になる」。
その感覚を大事にするDigの精神部分について、私物と共にお伝えしたいと思います。
この記事を読んだ後に、「Dig」について少しでも魅力を感じていただけたら幸いです。
【D.I.T.C. - THICKのレコード】
この2枚は、どちらもD.I.T.C.の「THICK」のレコード。
同じ曲なのですが、1999年に発売された12インチと、2000年に発売されたRockwilderによるRemixバージョンです。
Remixがあると知ったら、やっぱり同じ曲でも気になりますよね?
レコードを集めているというより、「違うビートだとどんな曲になるんだろう?」とか、「Remixがつくられた背景ってなんだろう?」とか、そういう部分が気になります。
音そのものだけではなく、その奥にあるストーリーや熱量まで掘りたくなる。
これもDigのひとつかと。
【ミュージック・マガジン 1997年5月号】
こちらは、出張で仙台に行った時に、たまたま見つけた古本屋に吸い込まれ購入しました。
出張先でも、気になる古本屋やレコード店、リサイクルショップなどを見つけるとつい入ってしまいます。
(もちろん仕事もちゃんとしています。笑)
その古本屋で見つけたのが、このミュージックマガジン。
濃い内容はもちろんのこと、毎月発行でこの記事のボリュームはとんでもないなと思いました。
製作者・編集者の方々は、間違いなく本物のDiggerですね。
リスペクトです。
【高校生の頃に買ったVHSとDVD】
情報が今ほど溢れていなかった時代。
気になるアーティスト名が記載されているだけで、深くは知らずに買ったVHS。
(写真左)
今なら検索するかもしれません。
レビューを見るかもしれません。
でも当時は、勘でした。
写真右は、Kool KeithのドキュメンタリーDVD。
とにかく、あの奇才がどんな日常を送っているのか、気になりすぎて手に取りました。
確か、普通にハンバーガー屋さんに行ってランチしていたり、良くも悪くも飾らず、リアルな日常が収められていた気がします。笑
とんでもないイカれた楽曲を作る人も、普通に生活しているんだなぁと思いました。
知らない部分に、踏み込む。
良い悪いではなく、今ってすすめられすぎていませんか?
アルゴリズムが教えてくれる。
ランキングが並んでいる。
最適解がすぐに出てくる。
便利ですし、否定するつもりもありません。
でもDigの精神は、その逆の魅力があるんじゃないかなと思っています。
誰にもすすめられていないものを、自分の意思で選ぶ行為。
非効率ですし、外すこともあります。
でもその遠回りも、あとから振り返ったときに自分だけのストーリーになったりします。
「When you dig, you're not just collecting music. You're collecting soul.」
「レコードに針を落とす瞬間、音だけじゃなく“ソウル”を掘り起こす。」
このフーディーは、そんな姿勢を静かに語ってくれる一着だと思っています。

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