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カートが空です

「Bole COFFEE & ICE CREAM」- 羽根木-

今回のAPPLE TREEは、APPLEBUMのスタジオと同じ区画内に店を構える、「Bole COFFEE & ICE CREAM」をご紹介します。


オーナーの赤地さんと、APPLEBUMデザイナー・宮尾は小学生時代からの幼馴染。
同じ時代を共有し、今は偶然にも同じエリアをベースに働く二人です。


今回は、そんな二人の“現在地”を聞いてみました。




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【二人の出会い】

宮尾と赤地さんの付き合いは40年以上。
出会いは、小学生時代まで遡ります。


赤地さん:
「小学校は別だけど、塾が一緒だったんですよ」

宮尾:
「塾終わりにチャリンコで一緒に遠回りして帰ったりしてたよね(笑)」


二人の地元である東京・亀有の街で過ごすうちに、自然と距離は近くなっていったそう。

情報が限られていた時代、好きなものを共有できる友達は決して多くなかったといいます。


赤地さん:
「全部、“かっこいいかどうか”で選んでたし、そういう話ができる人が地元であんまりいなかったから。」


上野の古着屋へ通い、レコードを掘り、まだ誰も知らない“かっこいいもの”を探していた時代。

ただの幼馴染というより、“感覚で繋がっていた二人”だったのかもしれません。





【まだ人が知らない“かっこいいもの”】

90年代後半、二人が次に夢中になったのは、デジタルコンテンツでした。


赤地さん:
「当時、Macintosh(Apple computer)自体が“かっこいいもの”だったんだよね」


まだ限られた人しか触れていなかったデジタルデザインの世界に、二人は強く惹かれていったといいます。


赤地さん:
「HIPHOPもそうだけど、当時って“自分で掘りに行く”感覚が強くて。
デジタルコンテンツもまだみんなが知らない感じがあって、“これ面白そうだな”って思ったんだよね」


その後、二人は大学に通いながらデジタルハリウッド専門スクールへ進みます。


宮尾:
「元々MV(ミュージックビデオ)を作りたかったんですよ。
MTVとか、TLCのPVとか観て、“こういうの作りたい”って思ってた」

赤地さん:
「当時はまだ、映像制作もデザインも、一部の専門職だけの世界だったから。
本当は、美大とか映画学校とか、そういうルートじゃないと入れない世界だったと思うんです。

でも、MacとAdobeのソフトとかが出てきて、“自分達でも作れる”空気が出てきた。
デジタルで“チート”できた感覚はあったよね(笑)」


やがてアカチさんは、「Tangram」を立ち上げます。


赤地さん:
「“会社を作るぞ”っていうより、“自分たちでやってみよう”って感覚で始めました」





【DIY精神】

赤地さん:
「昔って、写真は写真屋、映像は映像屋、WEBはWEB屋って、全部分かれてたんだけど、それがMacやデジタルツールの登場によって、少しずつ変わり始めて、“自分たちでできちゃう”っていう感覚が大きかったよね」


宮尾:
「APPLEBUMも同じ感じで、当時はまだネットショップを自分たちで運営するブランドも少なかったんだけど、APPLEBUMはすぐに始めたんだよね。今みたいにEC販売プラットフォームやECモールもないから、本当にゼロからで(笑)」


WEBショップも、映像も、デザインも。
必要なものは、自分たちの手で作る。
そのDIY感覚は、今の活動にも自然と繋がっています。


赤地さん:
「結局、“作ることが好き”なんだと思う」

服、映像、空間。
ジャンルは違っても、二人の根っこにある感覚はずっと変わっていません。


【Boleという場所】

そして今、アカチさんが羽根木で営んでいるのが、「Bole COFFEE & ICE CREAM」です。





赤地さん:
「もともと馬喰町で『Bridge』っていうコーヒーとアイスクリームのお店をやっていて、Boleは2店舗目としてオープンしました。

地元の人に愛される“公園”みたいな場所にしたいんですよね。
目的がなくても来れるというか。

コーヒー飲まなくてもいいし、ちょっと話して帰るだけでもいい。
そういう場所になったらいいなって」


Boleには、コーヒーを飲む人、アイスを食べる人、ふらっと立ち寄る近所の人たちの姿があります。

それは、“店を作る”というより、“場所を開いている”感覚に近いのかもしれません。





【こだわりのアイスクリーム】

そして、Boleを語る上で欠かせないのが、アイスクリームです。

店の前でアイスを片手に話し込む人の姿も、この場所ではすっかり日常の風景になっています。





赤地さん:
「アイスって、なんかいいんだよね。コーヒーよりもっと気軽というか。
子供でも年配の方でも、ふらっと買いに来れる感じがあって」


実際、Boleのアイスクリームには、素材や製法にも細かなこだわりが詰まっています。
アイスに使用する牛乳やフルーツも、実際に自分たちで味を確かめながら選んでおり、シーズンに合わせた限定フレーバーも、その時期に美味しいものをアイスにしたいという気持ちから始まったとのこと。


赤地さん:
「アイスクリームマシーンも、自分たちが“これがいい”って思えるものをちゃんと選びたくて。昔から、“自分たちが本当に良いと思うかどうか”が基準なんですよね。」





【羽根木のいいところ】

赤地さん:
「羽根木って、街全体がいいんですよね。
ただ“インスタでバズったカフェ”だと、一回来て終わっちゃうことも多いと思うんですよ。

でも、この辺って街を歩くのも気持ちいいし、空気がいい。
だからまた来たいって思ってもらえるんじゃないかって」


実際、Boleの周辺には個人店や住宅街ならではの穏やかな空気が流れています。





赤地さん:
「このエリア全体が魅力なんだと思う」


Boleが自然と人を惹きつける理由は、アイスやコーヒーだけではなく、羽根木という街の空気とも深く繋がっています。


店内に飾られている切花も、この街との繋がりを感じるもののひとつです。





赤地さん:
「Boleの向かいの花屋『Malta』さんから、毎週お花を届けてもらってるんですよ。
サブスクリプションみたいな感じで、季節ごとの花を常に店内に飾ってます」


コーヒーやアイスだけでなく、そうした日常の景色もまた、Boleの空気を作っています。
さらに、「羽根木マルシェ」など、エリア一帯が繋がるイベントも定期的に開催されています。


赤地さん:
「みんなとの距離が近くて、そこも羽根木エリアの気に入ってるポイントかな」







小学生の頃に意気投合した二人は、今も変わらず“自分たちが本当に良いと思うもの”を追いかけ続けています。

自分たちの感覚を信じて作り続けてきた二人。
そして今、その延長線上にあるのが「Bole COFFEE & ICE CREAM」です。


「公園みたいな場所にしたい」


赤地さんのその言葉通り、Boleには今日も人が自然と集まり、それぞれの時間を過ごしています。


年内には、同じく世田谷区内・羽根木公園近くで新店舗のオープンも予定しているとのこと。

“人が自然と集まる場所”がまたひとつ増えることを、私たちも楽しみにしています。


APPLEBUMスタッフも頻繁に足を運ぶBole COFFEE & ICE CREAM。
新緑が気持ちいいこの季節、羽根木の街を散歩しながら、ぜひ立ち寄ってみてください。


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赤地剛幸|映像作家・ブランドディレクター

映像作家/ブランドディレクター。

企業やブランドのPR映像、CM、プロモーションムービーなどを手がける映像作家として活動してきた。

映像制作で培った感性と構成力をもとに、ブランドの思想や世界観を読み解き、映像、空間、商品、体験を横断してデザイン&ディレクションを行う。

コーヒー業界で広く知られ、15周年を迎える老舗「Bridge」や、羽根木で3年目を迎える「Bole」では、ブランドサイン、メニュー開発、店舗デザイン、カトラリーに至るまで一貫してディレクション。

地域に根ざし、日常の中に自然と溶け込むブランド体験の設計を得意とする。

近年ではジュエリーブランド「bororo」青山店の店舗ディレクションも担当。

映像作家としての視点を起点に、映像にとどまらないブランドの世界観を立ち上げている。

akachi.jp 
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Bole COFFEE & ICECREAM

〒156-0042
東京都世田谷区羽根木1丁目19−19 IGH CT03

アクセス:京王井の頭線 新代田駅から徒歩6分
営業時間:9:00 - 18:00

Instagram:https://www.instagram.com/bole.hanegi?igsh=aDZoYjkzc2RpdHdp

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