「Jonah Schwartzコラボ商品に落とし込んだ写真について(前半)」

こんにちは。
青柳です。

真夏の暑さもようやく一段落し、夜は涼しさを感じる日も増えてきました。

振り返ってみると、この8月は毎週末コラボ商品をリリースするなど忙しい日々が続きましたが、その中でもたくさんの楽しさや喜びが詰まっていました。


そんな、忙しくも充実した8月の中で、特に心に残るコラボが「APPLEBUM × Jonah Schwartz」



会社内では、ジョナコラボって言ってます。


僕とジョナとの出会いは忘れましたが(笑)、15年以上前によく代々木公園や原宿周辺でスケボーしてました。

そんな彼と、今回コラボ商品をリリースできたことは、言葉では表しきれないほど嬉しい出来事です。


ジョナが、Kinetics(原宿)の写真展にあわせて来日した時に、商品に落とし込んだ写真のストーリーや裏話についてインタビューしました。


今回は、そのインタビュー内容について書きたいと思います。


それでは、早速本題へ。

上の写真でジョナが着ている「"DST" All Print T-shirt」からどうぞ。



青 : この写真はどこで撮影したの?

JONAH : ニューヨークのクラブで撮った写真だね!
Cam'ron & A-Trakの「Dipsh*ts」のPVの撮影で、この時久しぶりに「Dipset」のメンバーが勢揃いしたんだ。
「Just Blaze」も来てたね。



JONAH : PVは俺が撮影したものじゃないけど、当時「Damon Dash」と「Cam'ron」とよく一緒に仕事をしていて、この日も遊んでいたんだ!

青 : そうなんだ!めっちゃ楽しそうだけど、色々ハードそうだね。(笑)

↓の写真は、「Freddie Gibbs」と「Madlib」の曲「Deeper」のPVの冒頭シーンだよね。



青 : このPVめちゃくちゃ好きで何回も見たよ!




JONAH : そうそう、これは過去の話を再現したPVなんだ。
銃いっぱい (笑)

青 : ちなみに本物?

JONAH : Yeah Yeah! 本物本物!

全員 : (爆笑)





JONAH : この写真が・・・

青 : 「Reakwon!」

JONAH : Yeah! 最高のラッパーだね!

青 : 間違いない!「BlacRoc」の時だよね。

JONAH : そうそう、これが初めて「Reakwon」に会った時!
リリックを考えているシーンなんだけど、書き留めなかったんだ。

青 : へぇ〜

JONAH : スタジオに入ってからビートを聴いて、1人でボーカルブースに入ってひたすらリリックを考えてる。
「Jim Jones」もリリックを書き留めないんだけど、それはまたJim JonesのロングTシャツの時に話すよ!



JONAH : 次は「Prodigy!」
この写真は、「Prodigy」が刑務所から出てすぐにつくりはじめたアルバム「H.N.I.C. 3」の「Pretty Thug」っていう曲のPV撮影の時の1シーン。
PVの内容は、映画「King Of New York (1990)」をサンプリングしてた!
ロングアイランドにある本物の刑務所を借りて撮影した!



青 : 本物の刑務所で撮影したんだ!

JONAH : そうそう。
「Prodigy」は刑務所から出てきたばかりだったから、また刑務所で撮影するのが変な感じだった。(笑)
「何で出てきたばっかりなのに、また刑務所に戻らなきゃなんだ。」って「Prodigy」が言ってた。(笑)

色んな写真を撮ってきたけど、この写真が1番印象に残ってるよ。




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と、かなり濃いお話が続くので、前半は一旦ここまで。


ちなみに、「Reakwon」の写真の話の時に出てきた「BlacRoc」は、2009年リリースのアルバムおよびプロジェクトで、「The Black Keys」とヒップホップアーティストたちが協力して制作したものです。



後半で紹介する、「Mos Def」や「Jim Jones」の写真も、「BlacRoc」のレコーディングスタジオの1シーン。

後半も是非お楽しみに!


「APPLEBUM × Jonah Schwartz」コラボ商品はこちら


「後半」の記事はこちら


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【Jonah Schwartz / ジョナ・シュワルツ】

N.Y.マンハッタン生まれ、ブルックリン在住のフィルムメイカー。
2003年から3年間、日本に滞在し帰国後、アメリカのTV番組でキャリアをスタートさせる。

その後、日本とアメリカを頻繁に往来し、サム・コールのディレクションの元、日本人アーティスト「ANARCHY」のドキュメンタリー・フィルムでカメラマンとして再び日本を訪れる。

続けて、13th Witnessがディレクションを手掛けた「NITRO MICROPHONE UNDERGROUND」の"come again"の製作に参加。

再びN.Yへ戻ると、友人の紹介で知り合ったDamon Dashにその才覚を見い出され、「Jim Jones」のアルバム"Pray for Reighn"のプロモーション・ビデオ製作を手掛ける。

それからも「Damon dash」と共にいくつもの映像コンテンツを発表。
音楽と映像の新たな可能性を模索する実験的プロジェクト『BLACROC』ではフィルミング、製作の中心的存在としてそのプロジェクトを支える。

『BLACROC』は様々なフィーチャリング・アーティストを交え、レコーディング映像やライブ映像を音楽とともにコンパイルした歴史的なアルバムプロジェクト。

参加アーティストはBLACK KEYSを中心に、MOS DEF、RZA、JIM JONES、などの豪華な顔ぶれでその名を知る人も多い。

その実験的プロジェクトを発展させ、音楽とライフスタイル・コンテンツをまとめあげたウェブ・プロジェクト『CREATIVE CONTROL』のディレクターをも兼任し世界中を渡り歩く。

その中でのメイン・コンテンツ的存在でもあった『CURREN$Y』のミュージックビデオ製作を彼が手掛けるのは必然的な流れであった。

『CREATIVE CONTROL』では「SKI BETAZ」、「COOL KIDS」、「SIZZLA」、「RAEKWON」らを独自の視点で映像へと収める。

その後の日本でも、「DABO」、「KRAVA」、「ANARCHY」のコラボレイションソング"I REP"のP.V、「RYUZO」の”THE R”のP.V製作も手掛け、ミュージシャンからの信頼も厚い。

現在、ブルックリンを拠点としアメリカ、日本を中心にミュージック・ビデオを製作を続けている。

https://www.jonahschwartz.me/

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