「MADLIB - SHADES OF BLUE」
先日、映画「BLUE GIANT」を見てきました。
結論、最高すぎて鳥肌立ちまくり。
闘争心掻き立てられまくりました!
そして、映画を見終わったあと真っ先に「Madlib - Shades of Blue」を聴きたくなったので、本日はこの名盤について書いていきたいと思います。
2003年にBlue NoteからリリースされたMadlibの作品。
Madlibは、言わずと知れたStone Throwを代表するプロデューサー。
改めてこのアルバムを調べていて知ったんですが、MadlibはトランペッターのJon Faddisの甥っ子で、幼少期からジャズと触れ合っていたそうです。
最高の環境ですね。
邦題は、「ブルーノート帝国への侵略」
JAZZとHIPHOPとの交わりを、このように表現しているあたりもめっちゃ好きです。
内容は、Blue Note音源をMadlibがリミックス/リメイク。
このアルバムから知ったオリジナル曲も多く、聴き比べも楽しめます。
Art Blakeyの語りのイントロから始まり、Slim's Returnで完全に引き込まれます。
リリースから20年経ち、今までに何十回と聴いてきましたが、今でもちゃんと引き込まれます。
その後もBlue Noteの名曲をMadlibが独自の視点&テクニックで組み立てた最高に気持ちいいアルバムです。
中でも、僕のお気に入りの曲は、「Stepping Into Tomorrow」
DOOMのイントロから始まり、爆発音と共に曲調が変わり、オリジナルよりもBPMが早め。
めちゃめちゃ気持ちいいです。
ちなみにオリジナルは、Donald Byrd。
こちらも、もちろん最高です。
僕は、このアルバムを通じてBlue Noteに興味が湧き、Blue Noteの素晴らしさを知りました。
ジャンルを超えて音楽の魅力を教えてくれたこのアルバムに感謝です。
因みに・・・
このジャケットの写真は、2022年にコラボレーションした写真家「B+」が、日本で撮影したもの。
B+にとっても特別な一番思い出深い撮影だったみたいで、インタビュー記事にのってました!