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カート

カートが空です

「スペキエ」- 西永福 -

APPLEBUMが魅力的な仲間と街をご紹介する本企画も3回目。

今回は、京王井の頭線・西永福駅から徒歩1分の場所にお店を構える「スペキエ」さんをご紹介。

本場スリランカから仕入れたスパイスをふんだんに使った、オリジナルカレーが魅力のお店です。







【お店を始めたきっかけは?】

僕は学生時代からずっと野球をやっていて、現役の頃から「いつか何かお店をやりたいな」と、ぼんやり考えていました。

ちょうどその頃、両親の知り合いを通じて、スリランカのスパイスが直接手に入る環境があったんです。

お酒も好きだし、カレーも好き。
だったら、好きなことをやってみよう。
ダメだったら、その時はしょうがない。

そんな気持ちで始めたのが、この店のきっかけでした。

ありがたいことに、気づけば今年で15年目になります。







【店内のBGMについて】

店内で流している音楽は、ラテンやレゲエが中心です。

やっぱり、カレーとの相性がいいなと思っていて。

昔、北海道に住んでいた時期があるのですが、冬の大雪の中で、レゲエを聴きながら食べる熱々のスープカレー。

あの組み合わせが、今でも強く印象に残っています。

そういう記憶もあって、自然とこの選曲になりました。





【影響を受けたカルチャーは?】

まずは野球ですね。
学生時代は、生活の中心がずっと野球でした。

一方で、大学生の頃に大きな影響を受けた場所があります。
青山にあった「blue」というクラブです。

1990年代中ごろから2000年ごろにかけて、毎週のように通っていました。





野球の練習が終わってから、着替えのTシャツを2枚くらい持って行って、汗だくになりながら遊んでいました。

店内には、“なんか業界の人っぽいな”という、おしゃれな大人がたくさんいて、「これが東京か」って、素直に思いました。(笑)


当時は、メインが野球で、息抜きが青山「blue」。
どちらも、大学生時代の大切な時間でした。





「blue」で出会った音楽にも、大きな影響を受けています。

当時は、今みたいに検索ツールがある時代じゃなくて、そこで初めて聴く音楽ジャンルがたくさんありました。

よく知らないけど、直感的に「カッコいい」と思える音楽。

そういう出会いが、すごく新鮮だったんです。


blueで選曲していたDJが出演しているラジオを聴いて、曲の情報をノートにメモする。

それを頼りに、レコード屋さんへ探しに行く。

ただ、お目当ての曲はなかなか見つからなくて。

代わりに、探している曲と同じレーベルのアルバムを買ったりしながら、少しずつ知識をためていきました。

「さんぴんキャンプ」の影響もあって、HIP HOPも聴いていましたが、音楽にどっぷりハマるようになったきっかけは、やっぱり青山「blue」だったと思います。







【スペキエのカレーについて】

母親が知り合いから仕入れたスリランカスパイスを使って、家でカレーを作ってくれていた影響が大きいですね。

幼い頃から、「ウチのカレー、なんか違うな」と思っていました。

スペキエのカレーは、スパイスカレーと欧風カレーのちょうど中間くらいの感覚です。

スリランカスパイスを使いながら、家庭的な味わいのあるオリジナルなカレー。

それを出したい、というのが一番やりたいことですね。





キーマカレーを美味しいと言ってもらえるのが、一番うれしいかもしれません。

そもそも、キーマカレーをやりたくて始めた部分もあるので。

まだまだ伸びしろがあるとも思っています。

常に理想を追いかけている、という感覚ですね。

好みはあると思いますが、野菜とチーズのキーマカレーも、ぜひ食べてもらいたい一皿です。


お店をやっていると、カレーや音楽が好きな異業種の方と出会えるのも楽しいところ。

一緒に遊びに行ったり、飲みに行ったり、そういうつながりが生まれるのは、素直にうれしいですね。





【人気メニューは?】

一番人気は、キーマとエビの2品カレーです。

スパイシーで辛口のカレーを出したくて。

でも、ただ辛いだけじゃなくて、その中に旨みやコクがある味を意識しています。





スペキエでは、卓上にスパイスを置いています。

お客様に教えてもらった食べ方なのですが、「ご飯にガラムマサラを適量振りかけて、その上からカレーをかける」という食べ方があります。

そうすると、ご飯とカレーの間にスパイスが閉じ込められるんです。

一口目はしっかりカレーの味。

噛み進めると、中から“追いスパイス”の香りがぶわっと広がる。

スパイス好きな方には、ぜひ試してほしい食べ方です。





【西永福の街の雰囲気は?】

西永福は、のどかで穏やかな街です。

ファミリーも多くて、住みやすい。
家族連れに優しい街だなと感じます。

近くには大きな公園や川もあって、それでいて都心へのアクセスも良い。

最近は、若い方も増えてきた印象がありますね。

西永福だけでなく、隣の永福町や浜田山も含めて、個人店が増えてきたなと思います。









店内には、コラージュアーティストのkilliman jah low worksさんの作品が多数飾られています。

実は、店主の後藤さんとkilliman jah low worksさんは、同じ学校の同窓生。



「killiman jah low works」Instagram
https://www.instagram.com/killiman_jah_low_works/



後藤さんのご紹介がきっかけで、2024年の「APPLEBUM × ピエール瀧」カプセルコレクション“北punk”のデザインが誕生したのも、良い思い出です。


2022年には、プレイリスト企画にもご協力いただいたりと、様々な場面でお世話になっています。

スパイスのいい香りが漂う店内。

ここでしか食べられないオリジナルなカレーとおつまみで、お酒も自然と進みます。

食後には、スパイスの入った甘いチャイ。

料理とのコントラストが効いて、もはやデザート感覚です。




空腹でたどり着き、お店を出る頃には体の内側から元気になっている。

スパイス料理がお好きな方には、ぜひおすすめしたい一軒。

西永福に来た際は、ぜひ一度足を運んでみてください。





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スペキエ
住所:東京都杉並区永福3丁目55-3
アクセス:京王井の頭線・西永福駅から徒歩1分
定休日:火曜ディナー、水曜
Instagram:https://www.instagram.com/specie_curry/
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