Dyeing Cargo Shorts
こんにちは。
スタッフの豊原です。
今回は硫化染め加工が特徴の「Dyeing Cargo Shorts」をご紹介いたします。
“使い込むほど味が出る” 硫化染め
硫化染め(サルファーダイ)とは、綿などの天然繊維を黒・濃紺・ダークカーキといった深い色調に染色するための伝統的な技法です。
染料を一度水に溶けやすい状態にし、繊維へ浸透させた後、空気や酸化剤によって不溶化させることで色を定着させます。
新品時には奥行きのある濃色が得られ、着用や洗濯を重ねるにつれて表面がわずかにフェード(色落ちしていく)。
縫い目やエッジには独特の“アタリ”が現れ、デニムの色落ちのように時間とともに表情が育っていきます。
「長く着るほど味わいが深まる」染色方法です。
”他にはないカーゴショーツを”
「Dyeing Cargo Shorts」は、硫化染め加工を施すことで、独特の風合いと経年変化を楽しめるショートパンツに仕上がりました。

カーゴパンツ本来の機能性を受け継ぎつつ、あえてポケットとベルトループをバイカラーに仕上げることで、シンプルなボトムスに視線を集めるアクセントをプラスしました。
・Khaki
深みのあるカーキボディに、ベルトループとポケット部分はくすんだグレイッシュカーキのナイロン生地を配し、大人っぽい落ち着きとミリタリー感を両立。
・Black
真っ黒からチャコールへと変化するムラ感のあるボディに、ブルーグレイがかったナイロンポケットをあしらい、クールな表情を演出。
どちらのカラーも硫化染めならではの色ムラとアタリが生まれ、着込むほどに味わいが増す仕上がり。

硫化染め加工の入った綿100%のしなやかな本体と、耐久性に優れたナイロンポケットのコンビネーションは、
カジュアル・ストリート・古着コーディネートや、サーフやアウトドアスタイルなど、幅広いスタイリングにマッチします。
組み合わせるトップスの選択肢の幅が広いパンツは夏にとても重宝します。
シンプルになりがちな夏のコーディネートに、「Dyeing Cargo Shorts」を取り入れて、
いつものスタイリングにワンアクセントを加えてみてはいかがでしょうか?



